愛⽝のおやつは『いつ』『どのような時』にあげていますか︖ ただなんとなく、いつもあげているから、おやつを欲しがるから、喜ぶ顔が⾒たいから。 しつけのために良い⾏動をした時にあげる。 単におやつをあげるだけでなく、良い⾏動をした時にあげることによって、愛⽝は⼤きな 喜びを感じることができ、どんどん学習していきます。 今回は、しつけに効果的な⽝へのおやつのあげ⽅をご紹介したいと思います。
⽝のしつけ 〜おやつの選び⽅〜
おやつを使ってしつけを⾏うメリットは「ご褒美」として⽝にわかりやすいというこ とです。
⽝がうまくできた時にご褒美として与えることで「こうすればおやつがもらえる︕」 と簡単に認識させることができます。
では、しつけの時に使うおやつは、どのようなものがいいのでしょうか︖⽝の⾷べ物の対する嗜好性は味よりも、ニオイや⾷感によって左右する傾向がありま す。 ⽔分を多く含んでいる⾷べ物は⽔分が蒸発することでニオイを嗅覚でとらえやすくな るため、ニオイを強く感じ嗜好性が⾼まる傾向があります。
⽝のしつけの時のおやつとして、ニオイの強いお⾁やレバー、チーズ、ジャーキーが おすすめです。
ボーロやビスケットなどは、乾燥していてニオイが少なく、サクサクした⾷感のもの は喉ごしもあまり良くないので、嗜好性が低い傾向にあります。
⼦⽝に与えていいおやつは意外と限られているので、いつも⾷べているドライフード でも⼤丈夫です。 ただし、成⽝・⼦⽝共におやつとして与えた分だけフードを減らすようにしてくださ い。
⽝のしつけ 〜おやつの量・⼤きさはどれくらい〜
⽝は満腹中枢が鈍いため、与えた分だけ⾷べてしまいます。 ほとんど噛まずに丸飲みをしてしまうので、⼀回分が多くても少なくても飲み込む時 間や満腹感に⼤きな違いはありません。 おやつをもらった事に対して喜びを感じるので、回数を増やすことが⼤切です。
しつけの時のおやつは、適切な⼤きさに⼿で簡単にちぎれるものがおすすめです。 ⼤きいものを１回だけもらうより、⼩さくちぎって何回かに分けてもらえた⽅が回数 分の喜びを感じ、おやつの⾷べ過ぎも防げます。 また、おやつが⼤きすぎると、味わうのに時間がかかってしまい⽝は何を褒められた のかがわからなくなってしまいます。
おやつの量が少しでも、すぐに⾷べられた⽅が、⽝は⾷べ物がもらえた＝褒められた と認識できます。 しつけの時に褒めるのには、タイミングもとても重要です。何かができたタイミング ですぐにご褒美のおやつをあげることで、⽝は「今したことが褒められている︕」と 理解します。 つまり、時間がたってから褒められても、何を褒められたのか︖とわからなくなって しまいます。 １度に与えるおやつの量は 5 ミリくらいの⼤きさで、⼿でちぎってもポロポロしない ものがおすすめです。
⽝のしつけ 〜おやつの注意点・ポイント〜
⽣活の中で毎⽇繰り返し⾏なっていて、⽝が簡単にできることなら、おやつはほんの 少しで⼤丈夫です。ささいなことでたくさんのおやつを⽝にあげているとご褒美の魅 ⼒が下がってしまいます。 おやつに感じる魅⼒が低下してしまうと、他のしつけをしようとしてもモチベーショ ンが下がってしまうかもしれません。 おやつの中でも、⽝にとって魅⼒が⾼いものと低いものがあります。
⽝が喜ぶからと いって、いつも魅⼒の⾼いおやつばかり与えてしまうと次第に慣れていってしまい、 そのおやつに対する魅⼒も下がっていってしまいます。魅⼒の⾼いおやつは、⽝にとって難しいことや新しいことを覚える時など、ここぞと いう時に与えます。 魅⼒が低いものは、簡単な指⽰ができた時になどと使いわけをするといいです。 また、⽝はニオイの強いおやつに魅⼒を感じます。
ニオイの強いお⾁やレバー、チー ズ、ジャーキーが⼤好きです。 お⾁といってもいろいろな種類があるので、愛⽝の好みによって順位も異なります。 普段から愛⽝の好きなおやつのランクを把握しておくといいですね。 おやつの与えすぎを防ぐためにも、あらかじめ１⽇分のおやつを取り分け、別の⼊れ 物に⼊れて、その⽇はそこからだけおやつをあげるようにしてください。
⾃分のいな い間に家族があげたおやつの量も把握できますし、ついついあげすぎてしまうことも 防げます。 ⽝がおやつを要求してきた時や、吠えている時におやつをあげるのは良くありませ ん。 この時におやつをあげてしまうと「おやつを要求すればもらえる」「吠えればおやつが もらえる」と学習してしまいます。 そうならない為にも、できるだけしつけの時におやつをあげるようにするといいです ね。
我が家の愛⽝ふうたはおやつが⼤好きです。 ついついあげすぎてしまうことが多かったのでトリーツポーチの中に１⽇分のおやつ を⼊れています。 取り出し⼝はマグネットになっているので、すぐにおやつを取り出すことができ、お 散歩に⾏くときにはサッと持ち出せます。 愛⽝まるるは好き嫌いが多く、おやつに困っていましたが、イティトリーツのチキン は今まで⾷べてきたおやつの中で１番⼤好きで⾷いつきが全然違います。 ニオイも強く、⾁厚ですが、⼿で簡単にちぎれてポロポロしないのでオススメです︕
次回は『今すぐ実践︕⽝の⻭磨き方法』をご紹介したいと思います
この記事を書いた人
わんずっと編集部｜りゅうパパ・きよママ
