開封済みのドッグフードは寄付することができる!寄付のやり方と注意点

ワンちゃんを家族として迎えている方々の中には、ドッグフードを主食として与えている方が多いでしょう。

時には、ドッグフードを多く購入しすぎたり、悲しいことにワンちゃんとのお別れを迎えたりして、余分なドッグフードが家に残ってしまうこともあるかと思います。

開封したものの、まだ消費期限が近くないドッグフードを捨てるのは、もったいないと感じることもあるでしょう。

実は動物保護団体などでは、食料の供給が足りていないことがあり、開封後でも品質が良好なドッグフードの場合には寄付を受け付けていることがあります。

この記事を通じて、ドッグフードを寄付できる団体や寄付のやり方について詳しく紹介していきます。

目次

開封済みのドッグフードを寄付する意義

開封したばかりのものや、まだ鮮度が維持されているドッグフードを無駄にするのは惜しいです。

多数の動物保護団体やシェルターは常時食料が不足しており、開封後でも適切な状態のドッグフードであれば寄付を求めていることがあります。

このような寄付活動を通じて、保護活動を行っている犬たちが栄養をしっかりと摂取し、健やかに過ごせるようサポートされています。

さらに、寄付をすることでペットの飼い主も余ったドッグフードを意味のある形で活用し、動物の保護活動に間接的に参加することができます。

どのようなドッグフードが寄付可能か

寄付を受け付ける団体によって、受け入れ可能なドッグフードの条件は異なります。

一般的には以下の条件が考えられます。

開封後1カ月以内のドッグフード

開封後は1か月以内のものという条件がある場合がほとんどです。

ただし、保存状態が良好であれば、それ以上の期間でも受け付ける団体も存在します。

保存方法

ドッグフードは冷暗所で保存されていたものが推奨されます。

湿度や直射日光を避け、密封容器などでしっかりと保存していなければドッグフードが劣化している可能性があるからです。

賞味期限

賞味期限が近いものや、すでに過ぎてしまったものは寄付として受け付けられない場合が多いです。

未開封のものであれば、少しくらい賞味期限が切れているドッグフードは受け入れている団体もあります。

ブランドや種類

団体によっては、特定のブランドや種類のドッグフードのみを受け付ける場合があります。

これは、保護されている犬たちの健康状態やアレルギーなどの理由から、特定のフードを選んでいる場合があるためです。

これらの条件を満たしているドッグフードであれば、寄付として受け付けられる可能性が高いです。

しかし、最終的には各団体の要件を確認し、問合せをしたうえで寄付を行うことが重要です。

全国の開封済みドッグフードの寄付を受付けている団体

日本には、都道府県や市町村ごとに多くの動物愛護団体や保護施設が存在しています。

これらの団体や施設は、動物たちの保護や飼い主探しの活動を行っており、ドッグフードやペット用品の寄付を大変歓迎しています。

開封済みのドッグフードの寄付を受け付けている代表的な団体を以下に紹介します。

動物愛護市民団体JCDL

動物愛護市民団体JCDLは、犬や猫の殺処分に反対を掲げ動物の権利を守るための活動を行っており、ドッグフードやペット用品の寄付を通じて、保護動物たちの生活を支えています。

団体名JCDL動物愛護市民団体
住所〒621-0124 京都府亀岡市西別院町柚原北谷36―3
電話番号0771-27-2086
ホームページhttps://jcdl.jp/support.html

青森どうぶつ福祉ネット ワンニャンを愛する会

青森どうぶつ福祉ネット ワン・ニャンを愛する会は、人と犬猫が共生できる環境と福祉を目指す地域ボランティア団体です。

団体名青森どうぶつ福祉ネット ワンニャンを愛する会
住所〒038-0042 青森市新城字平岡160
電話番号090-8453-0867
ホームページhttp://wannyan12.minibird.jp/

NPO法人 みなしご救援隊 犬猫譲渡センター

NPO法人 みなしご救援隊 犬猫譲渡センターは、犬や猫たちの保護と新しい家族を見つけるための活動を行っている団体で、ドッグフードの寄付はもちろん、ボランティアとしての参加も歓迎しています。

広島県に本部があり、東京に支部があります。

団体名NPO法人 みなしご救援隊 犬猫譲渡センター
住所〒158-0085 東京都世田谷区玉川田園調布2丁目12−10
電話番号090-8996-4487
ホームページhttp://minashigo-joutocenter.com/

寄付の手続きと流れ

開封済みのドッグフードを寄付する際の手続きは、団体や施設によって異なりますが、一般的には以下の手順で寄付が行われます。

STEP
団体のHPや電話での問い合わせ

寄付を希望する団体のHPを訪れ、寄付の条件や方法を確認します。

特に、開封済みのドッグフードの寄付ですのであらかじめ問合せはしておいた方がよいでしょう。

STEP
寄付の方法の選択

寄付を希望する団体の決まりに沿って、開封済みのドッグフードを送付します。

団体によっては、直接指定の場所に持ち込む方法もあります。

STEP
寄付の完了

開封済みのドッグフードを送付、持ち込みが終われば寄付の完了です。

団体からの感謝のメッセージや、寄付を活用した活動報告などが行われることもあります。

余ったドッグフードのその他の活用方法

ドッグフードの寄付以外にも、余ったドッグフードの活用方法はいくつか考えられます。

例えば以下のような方法です。

犬を飼っている親しい人に提供

もし親族や親しい人に犬を飼っている人がいれば、開封済みのドッグフードがあることを伝えてみましょう。

近くに住んでいればすぐに渡すことができるため、いちばん手軽にできる方法です。

地域のコミュニティでの共有

SNSやコミュニティサイトを利用するのも良い方法です。

余ったドッグフードがあることを知らせて、引き取りたいという人を募ります。

保管期間や賞味期限などの情報を細かく記載しておくことで、相手からも安心されてスムーズにやり取りができるでしょう。

まとめ

開封済みのドッグフードは、状態によって寄付を受け付けている団体があります。

開封済みのドッグフードを捨てることはもったいないと感じる方は、そのドッグフードは寄付ができる状態にあるかを確認したうえで、寄付先を決めてみましょう。

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この記事を書いた人

わんずっと編集部|りゅうパパ・きよママ

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