犬のおすわりの教え方|なかなか覚えてくれない時の解決法

「おすわり」は愛犬の問題行動を予防するためのしつけとして、まず最初に覚えさせたい大切なコマンドです。

けれど中には、愛犬が「おすわり」をなかなか覚えてくれないとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

もしおすわりを覚えていないと、他の犬とケンカした時に落ち着かせることが出来なくておもわぬトラブルに繋がる事にもなりかねません。

そこで今回の記事では、おすわりの覚え方をポイントでわかりやすく解説していきます。

おすわりを覚えさせることで、飼い主さんと愛犬にとって良い関係を築く事が出来ますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

おすわりが大切な理由

おすわりが出来るワンちゃんってとても偉いですよね。

飼い主としてもおすわりができる愛犬は非常に誇らしく思えます。

よくテレビなどでもおすわりができるワンちゃんは褒められていますし、おすわり=賢い犬というイメージにもなっていますね。

しかしおすわりにはワンちゃんの賢さを証明する以外にも、教えるべき大切な理由があるのです。

というわけで、まずはおすわりを教えることの大切な理由について解説していきましょう。

犬を落ち着かせる事が出来る

おすわりには犬を「落ち着かせる」効果があります。

例えば外の散歩で思わぬトラブルに出会ってしまい、ワンちゃんが暴れてしまった場合おすわりをさせることで落ち着かせることが出来ます。

信号待ちの時も同様に、おすわりをさせることで赤信号に突っ込む危険性がなくなるのです。

他にもおすわりの応用で「待て」という芸も覚えさせることが出来、これも非常に重要な芸となっています。

このようにおすわりには芸としての一面以外にも、愛犬を守ることが出来る効果があるんですね。

問題行動の予防になる

ワンちゃんも生き物です、時に飼い主の思いもよらぬ行動をすることもあるでしょう。

具体的には突然人に飛び掛ったり、他のワンちゃんに噛み付いてしまうといったことがあるかもしれません。

こうなってしまうとワンちゃんではなく飼い主の責任になり、場合によっては大変なことになってしまいます。

しかしおすわりを覚えさせておけば、そのような悲劇が起こる可能性がぐっと低くなります。

おすわりはワンちゃんと飼い主どちらにも非常に意味のある芸といえますね。

おすわりの教え方

愛犬におすわりを教える方法としては具体的に以下のような順序になっていきます。

ステップごとにみていきましょう。

STEP
手におやつを持ちワンちゃんの目線の上に上げていく

おすわりの教え方として、まず座ることで良いことがあると教えてあげていくといいでしょう。

そのため最初はおやつを握った手を頭上に持っていき、上を向くようにしてみてください。

すると、自然とおしりが下がりおすわりに近い体勢になります。

地面におしりが付いたらしっかり褒めておやつをあげるようにしましょう。

STEP
おしりが地面についた時点で「おすわり」と声をかける

1を繰り返していき、ある程度スムースに手を上にあげると座るようになったら、おしりが地面に付いた時に「おすわり」と言うようします。

「おすわり=地面におしりをつけること」といった感じに覚えてもらうようにします。

STEP
2を繰り返し出来るようになったら他のパターンでも試す

2まで出来るようになったら、他のパターンでも出来るように練習してみましょう。

飼い主が立った状態で試し出来るようなら、次はワンちゃんから少し距離をとり出来るかどうか試してください。

この時点で少しずつごほうびの量は減らしていきます。

STEP
ごほうびが無くてもできるようになる

ごほうびのおやつを減らしていき、最終的にごほうびが無くても出来るようになればおすわりの完成です。

はじめはおやつに夢中で、なかなかできないかもしれませんが、怒ったりしないようにしましょう。

習得の早さには個体差があります。

何度も繰り返す事で必ず出来るようになりますから、根気よく時間をかけて教えてあげるようにしましょう。

まとめ

おすわりの教え方について解説しました。

犬といえば「おすわり」というイメージがあるように重要な芸の一つです。

愛犬をコントロールし、危険なことから守ることにも繋がりますので、おすわりは必ず覚えさせてあげるようにしましょう。

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この記事を書いた人

わんずっと編集部|りゅうパパ・きよママ

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